緊急事態宣言が解除されました。
店舗が徐々に営業を始め、電車も混んできました。
アフターコロナかウィズコロナかといえば、
ビフォアコロナを目指しているように見えます。
そう簡単に社会は変われません。
また以前と同じようにオジサンたちは
居酒屋でクダを巻き、喫煙所でタバコを吸い、パチンコ屋で並ぶのでしょう
たしかに、
これ以上飲食店などに負担をかけられないし、
学校の教育も遅れさせてはいけないし、
新規の感染者も減っているので、納得の緊急事態宣言解除ではあります。
あとは個人のモラル次第。
対して
企業はどうかというと、
半ば強制的、なし崩し的に始まったテレワーク。
やりにくいところもやりやすいところも分かってきたところです。
じゃあ良いところはそのまま取り入れながら、悪いところを直していきましょう。
とはならない企業もあるようです。
そもそも緊急措置的なテレワークなのだから、
緊急事態宣言解除になったらもとに戻す。という考えかもしれません。
一旦戻して制度として仕切り直すつもりなのかもしれません。
テレワーク開始時に、経営会議なり何なりで緊急事態宣言後は全員出社を決めてしまったから
もう戻れないのかもしれません。
テレワーク自体がどうしようもなくやりにくいもので、我慢ができないのかもしれません。
どちらにしても思考と視野が狭くて浅いように感じます。
緊急事態宣言が解除になったからって
コロナウイルスの危険性がなくなったわけではないんです。
ビフォアコロナを目指しては、密の状況は避けられません。
飲食店も医療関係者も量販店も学校もスポーツチームも
1人でも感染者が出たらアウトなチキンレースを走っているような綱渡りの状況です。
出社するとなれば、通勤も必要ですし、会議もあるでしょう。そもそもオフィスが密の状態になっているかもしれません。
自分達本位の論理で、取ってつけたような感染防止対策で全員出社を命じるのは、世間に対して迷惑をかけるだけではないですか?
本当にその全員出社は、社員と社員の家族の安全よりも優先すべきものですか?
|